COX@つくば市
このブログで紹介するお店は東京のが多いのですが、僕は少し前まで茨城県のつくば市に住んでいました。
つくばは、都会と田舎のバランスが素晴らしく、程よく便利で、程よくオシャレな本当に住みよい街です。
僕は、ある種つくばに恋していたわけですが、その理由の大きな一つがShingoster Livingというカフェの存在です。
古い蔵を改装して、1Fはギャラリー、2Fがカフェ。
日曜日にはこんなステキなサンデーブランチが楽しめる、そして何よりコーヒー(マスターの自家焙煎です)が美味しいカフェでした。
「でした」というのには、理由がありまして。
今は、この蔵ではカフェ営業をしていないのです。このカフェが大好きだった僕としては残念でならないのですが…もちろんただ蔵カフェをやめたわけではありません。
というわけで、Shingoster Living敷地内に出来た(すいません、出来てからもう随分経つわけですが)レストランcoxをご紹介します。
このお店はすこしわかりにくい場所にありまして。大通りから入るルートもあるんですが、僕はこんな感じの農道を歩いていくのが好きです。
農道を抜けると、似つかわしくない建物が…
そう。
このコンクリートの塊こそが…
coxなのです。
車の場合も駐車場ありますのでご安心を。
Shingoster Livingも1Fのギャラリーは引き続き営業されています。
黒板の使い方ひとつとっても本当オシャレですよね。
さて、ではcoxの中へ。
店内の写真があまりなくて申し訳ないんですが、大きいテーブル(20人くらい座れるかな)が一つ、小さなテーブル(4人用)が二つ、あとはキッチンに面したカウンターがあるという感じです。
店内から外を見るとこんな感じ。
マスターの奥様自家製のスウィーツも絶品です。
この日はサラダボウルを頼みました。
野菜好きにはたまらない、いくらでも食べれそうな一品です。
僕にとってカフェは、もちろん美味しいコーヒーを飲めることが第一条件ですが、出来れば「行くたびに何かを得られる場所」であってほしいなという想いがあります。
それは、物体としての何かということではなく、何かを始めるきっかけや、インスピレーションや、出会いや、一緒に行った人との関係性といったことなんですが、僕にとって、ここはその全てがある場所です。
もちろんこういうことは感受性の違いによるものなので、誰しもが同様に感じるものではありませんが、僕と同様に感じる人も少なくないと思います。
このブログをご覧になった、僕の知らない誰かにとっても、このお店が特別な場所になったなら、こんなに嬉しいことはありません。
cox
029-893-6075
茨城県つくば市小野崎448-1
https://tabelog.com/ibaraki/A0802/A080201/8017389/
http://shingoster.com/tagged/cox